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~5月の作曲家~ ヨハネス・ブラームス

2025年6月6日(金曜日)

ヨハネス・ブラームス

(1833年5月7日生)は

バッハ、ベートーヴェンと並び

「ドイツ3B」

と呼ばれる高名な作曲家です

 

ブラームスはドイツ北部のハンブルグで、

アマチュアのコントラバス奏者の父のもと生まれ、

父から音楽の手ほどきを受けました🎻

 

幼くからピアノの才能を見せたブラームスは、

なんと10歳のステージで

アメリカでの演奏旅行にスカウトされるほどの腕前に✨

ブラームスはこのスカウトは

基礎固めのために断ったものの、

貧しかった家計を支えるため

13歳から居酒屋で演奏の仕事をしていました🧳

 

実は幼少のブラームスが育ったのは

ハンブルグのなかでも治安や生活環境の悪い地域🌀

天才でありながらも苦労人として育ったのですね😢

 

作曲のほうも幼少から取り組んでいたようですが、

通常は習作として遺されている楽譜が

ブラームスには1枚もありません!📜

 

作品1のピアノソナタ第1番は

なんと20歳頃の作品で、

それ以前の気に入らないものは

全て破棄していたそうです🔥📃

すさまじい職人気質がみてとれますね🔍

 

このソナタ第1番を聴いて感動した

23歳年上の作曲家シューマンは、

ブラームスの作品が世に出るのを手伝い、

家族ぐるみでの交流も永く続きました🩷🤝

 

現在も頻繁に演奏される素晴らしい交響曲を

生涯で4曲遺したブラームスですが、

第1番が完成したのは40歳ごろとやや遅め⏳

 

ブラームスは

大作曲家ベートーヴェンを大変尊敬しており、

それと同時に交響曲という存在に重圧を感じて

なかなか筆が進まなかったそうです😓

既に作品を高く評価されていたブラームスですが、

交響曲はその名声をさらに高めました!🍾

 

また、内気で完璧主義なブラームスは

プライベートではシューマンの妻クララに

憧れながらもその思いは隠し通し、

生涯独身の人生を貫いたそうです🧔‍♂️💔

この切ない話を聞くと重厚で内省的な作品が

理解できる気がしてきますね📚

 

そんなブラームスのオススメの作品は

『ハンガリー舞曲第5番』!💃♪

 

TVCMに使われていたこともあるため、

聴いたことのあるかたも多いのではないでしょうか?📺

ピアノ版に加えてオーケストラ版もあり、

キャッチーなメロディながらも

重厚なハーモニーを楽しむことができます!🎵

 

どこか陰がある深い作品の多い

ブラームスのなかでも大変聴きやすいので、

ぜひ一度触れてみてくださいね!😊

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