2025年6月23日(月曜日)
雨の多い季節が近づき憂鬱になりますよね😞
でも実は雨を題材にしたクラシックは結構多いんです!🎼
そんな、
ピアニスト憧れのショパンの書いた24の前奏曲のなかで
最も演奏時間の長いのがこの「雨だれ」
(といっても五分程ですが…😅
静かにしとしとと降る様子は
日本の梅雨のイメージとも重なるのではないでしょうか🌧️
実はこの前奏曲集を書いたころのショパンは病気療養のため、
ヨーロッパのリゾート地、マヨルカ島でで静養していました🌴
しかしショパンが過ごした時期のマヨルカ島は雨季!☔️
肌寒かったそうで、却って身体を悪くしてしまいます。
かわいそうなショパン…😢
そんな中でも作曲に励み、彼が遺してくれたのが「雨だれ」🎶
つらいなかでも美を見出す繊細なショパンの感性で、
静かな雨が詩のような音楽にしたためられています🌂
しとしとと雨が降った日にはぜひ聴いてみてください🎧✨
ショパンと50年しか変わらないのに
グッとカラフルで近代的な響きのするドビュッシー🎶
実はこの『版画』の作曲される4年前には
パリ万博が開催されており、
『版画』第1曲には万博でドビュッシーが聴いたといわれる
アジアのガムランの影響がみてとれます🎐
その『版画』終曲は『雨の庭』という作品です☔
さきほどのショパンとは打って変わって激しい雨の様子!⚡
最初の低音の連打はさながら
激しい雨が突然降りだしたかのよう🌧️
しとしと降る梅雨の雨というよりは
ザッと降るスコールを彷彿とさせますね🌴
しかし実は曲中にフランスの童謡が挿入されており、
前の二曲のエキゾチックな世界から、
フランスに帰ってきたような安心感を聴く人に与えたそうです👶
途中、急に雨がやんで虹がかかったような場面が美しく、
ドビュッシーの色彩感覚にハッとさせられます🌈
ぜひどのあたりか、聴いて探してみてください🔍🎧
雨をモチーフにしたクラシックを聴いて、
雨をちょっと好きになっちゃいましょう!😊🎶
水面を揺らす雨粒
跳ねるしずく。
そんな情景が聴こえてくるような音の宝石箱。
雨を直接描いた曲ではないものの
水のきらめきを通して
雨の日の静けさや透明感を感じさせてくれます。