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雨が好きになるクラシック3選! 音を楽しもう♪

2025年6月23日(月曜日)

雨の多い季節が近づき憂鬱になりますよね😞

でも実は雨を題材にしたクラシックは結構多いんです!🎼

 

そんな、

聴くと雨がちょっと好きになるクラシック3選♪

 

①『24の前奏曲』より第15番「雨だれ」/ショパン作曲(1810-1849,ポーランド)🎹☂️

ピアニスト憧れのショパンの書いた24の前奏曲のなかで

最も演奏時間の長いのがこの「雨だれ」

(といっても五分程ですが…😅

 

静かにしとしとと降る様子は

日本の梅雨のイメージとも重なるのではないでしょうか🌧️

 

実はこの前奏曲集を書いたころのショパンは病気療養のため、

ヨーロッパのリゾート地、マヨルカ島でで静養していました🌴

 

しかしショパンが過ごした時期のマヨルカ島は雨季!☔️

肌寒かったそうで、却って身体を悪くしてしまいます。

かわいそうなショパン…😢

そんな中でも作曲に励み、彼が遺してくれたのが「雨だれ」🎶

 

つらいなかでも美を見出す繊細なショパンの感性で、

静かな雨が詩のような音楽にしたためられています🌂

しとしとと雨が降った日にはぜひ聴いてみてください🎧✨

 

②『版画』より第3曲『雨の庭』/ドビュッシー作曲(1862-1918,フランス)🎨🌧️

ショパンと50年しか変わらないのに

グッとカラフルで近代的な響きのするドビュッシー🎶

 

実はこの『版画』の作曲される4年前には

パリ万博が開催されており、

『版画』第1曲には万博でドビュッシーが聴いたといわれる

アジアのガムランの影響がみてとれます🎐

その『版画』終曲は『雨の庭』という作品です☔

 

さきほどのショパンとは打って変わって激しい雨の様子!⚡

最初の低音の連打はさながら

激しい雨が突然降りだしたかのよう🌧️

しとしと降る梅雨の雨というよりは

ザッと降るスコールを彷彿とさせますね🌴

 

しかし実は曲中にフランスの童謡が挿入されており、

前の二曲のエキゾチックな世界から、

フランスに帰ってきたような安心感を聴く人に与えたそうです👶

 

途中、急に雨がやんで虹がかかったような場面が美しく、

ドビュッシーの色彩感覚にハッとさせられます🌈

ぜひどのあたりか、聴いて探してみてください🔍🎧

雨をモチーフにしたクラシックを聴いて、

雨をちょっと好きになっちゃいましょう!😊🎶

 

③『水の戯れ』/ラヴェル作曲(1875–1937/フランス)

水面を揺らす雨粒

跳ねるしずく。

そんな情景が聴こえてくるような音の宝石箱。

 

雨を直接描いた曲ではないものの

水のきらめきを通して

雨の日の静けさや透明感を感じさせてくれます。

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